永遠の少年
僕、子供の頃(中学生くらいまで)ずっと「子供」のままでいたいなぁ・・・なんて思っていた。
友達と喧嘩したこと。泣いたこと、そして笑ったこと。あの時は、喧嘩したときなんてイヤだなぁ・・・なんて思っていた。みんなで秘密基地をつくったとき、僕が「秘密基地」の「隊長」になって、日が暮れても「秘密基地の整備」にあたっていたこと。このまま、時がずっとつづけばいいのに、と思っていた。だけど、だんだん歳をとるにつれてそんなのは、「甘え」だなぁ・・・って思うようになっていった。大人になっても笑えるし、このまま時が続けばなぁ・・・なんていくらでも思える。だけど、僕も回りも変化する。身体も大きくなるし、酒の付き合い、タバコの付き合いなどなど、子供時代とは一味違った遊び方に生まれ変わる。
だけど、僕は「永遠の少年」の言葉を信じ続け、心の中でずっと一緒にいたい。あのピュアな心を持った少年と。