心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

ありがとう さよなら・・・20代

今から11年前の今日。高校の卒業式でした。今でもわすれません。

僕は、高校に進学し出来たからこそ、今の僕があると信じて疑いません。

今までのヨロコビで、一番うれしかったといえば、高校に合格できたこと。
今でもその時のヨロコビはわすれない。中学時代、ちょっとばかりいたずら好きな僕は、
地区で一番底辺の学校すら難しいと言われていた高校すらやばかった。三者面談でも
偏差値34(当時)の学校でも難しいと言われていた。だけど、そこしかいくところが無かったので、
仕方なく願書を出しに行った。

願書を出しに行ったのはいいんだけど、そこはもう、「ビーパップ」の世界。恐ろしかった。また、同じ中学のヤンキーたちもこの高校だったんだけど、そりが合わないやつが結構いて、「俺、いじめられるかなぁ・・・。かつあげ、されるのかなぁ・・・」なんて思っていた。

僕は意を決して、志願校変更した。高校に落ちる以上に、変更前の高校に行きたくなかった。まぁ、志願変更したっといっても、偏差値36(当時)の学校。はっきり言って僅差だ。

志願変更してから僕は1週間学校を休んで勉強した。というか、緊張と焦りから、微熱が続いたのだ。でも、寝ているわけにはいかない。このとき(当時)生まれてから一番勉強したと思う。


そして、合格発表日。僕の受験番号があった。横には担任の先生がいた。一緒に喜んでくれた。あの時のヨロコビがあったかこそ、1995年3月1日の歓びがある。そして今がある。

あれから・・・漢検も優秀な得点で表彰されたし、大学(国文学修士)もかなり遅れてだけど、入学し卒業も出来た。卒論も「A」をくれた。もし、あの時、あの高校に「採用」されていなかったら、こうした喜びも何一つなかっただろう。

今、こうして勉強が苦に為らなくなったきっかけを与えてくださったのは、何よりも自分だと思うけど、その「何よりも」を育ててくれたのは、1.2年は英語担当。3年は担任で英語の担当だった。栗原先生。

この方、今では39歳(今年40歳)ですねぇ。お互い歳もとりましたわ。僕が21歳の時を最後にほかの学校へ転勤なってから、姿を見ていないなぁ・・・。

今日は、関東は大雨。最近、本当にブルーな僕だけど、この雨できれいさっぱり流したい。