ニホンザリガニ
今から、18年前のことだけど、「ニホンザリガニ」が関東にも生息していた。相当な数がいたと思う。いや、居た。だって、一日に10匹以上はとれたのだから。
それも、横浜市の湧き水が流れ出す、沼のところで。あの当時は、アメリカザリガニしか、知らなかった。周りもそうだと思う。ただ、僕たちは、普通にニホンザリガニのことを「ザリガニ」と総称していた。
なぜ、ニホンザリガニに触れたのか?それは、ネットで「ニホンザリガニ」が絶滅種であること。東北の一部にしか、生息していないということを知ったからである。
今思えば、もっと大切に保護して、飼育すればよかったとつくづく思う。
横浜市もかなりの数で宅地造成開発が進んでいるけれど、当該場所も・・・。いや、まだ、残っている。
ただ、ザリガニが居ることはわからないが、まだ、原型をとどめてその場所はあった。
ここの場所。(当時は踏み鳴らされた道があったけど、草をかき分けてこの場所に来ました。元々は湧水がたまっていた池だったんだよね。)
ふっと、懐かしい気持ちになる。
今、インターネットという利便の利いたものがあって、大変重宝しているからこそ、ニホンザリガニの姿を確認できた。
「あーこれだ!」と思わせた画像。まさしくこれ。
夜店で売られているのは、完全なるアメリカバージョン。行政ももっと、ニホンからの在来種を保護できなかったのだろうか。