心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

夏祭り

なんで、今頃夏祭りの話題だって?今寝る前にふと、そんなこと考えていたから。

夏祭りって、どこか子供と大人が融合しているような感じなの。それは、祭りに親と行くか、もしくは、友達と行くかで
ぜんぜん気分が違うから。

僕は、小学4年まで、母親と一緒に近所の公園によく行ったもんだ。それが、5年くらいからは、僕は野球チームに入っていたので、その友達とかと一緒にいったりした。

いつもは親と行くのが通例だったから、はじめて友達同士で行動するとどうしても、小学生未満の夜9時までに帰宅は
守られるものではない。だから、ちょっぴりとアダルトな気分にさせてくれる。容姿は幼くとも、どこか大人になったような
気分である。

また、はじめて友達と夏祭りに行ったとき、ふと感じたのは、いつもと違う気持ちになった。母親と居る時のほうが、どこか幸せだった。それが、友達と一緒に行ってからは、少し乳離れの時期が来たことをうすうすと感じていた。

まだ離れたくない、そんな気持ちと、でも大人になりたい自分とが融合していた。

いつかは、離れなくてはならない。だけど、離れたくない。

こういう気持ちって、どこか、大人になるにしたがって、必ず通過しなくてはならないような道程である。

たとえば、タバコを吸うときだって、「ここで吸ったら、大人になってしまう」という気持ちと、でも「吸いたくない」という気持ち。また、親に対して反抗するときだってたぶん、同じ気持ちだろう。

こうして一つ一つ大人に近づいていくに違いないと今、寝る前にそう思った。

ここに記す。