心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

見ちゃいけないものを見てしまった感じ

今日、都内某大学図書館に行ったんだけど、その図書館の上から隣接する小学校が見える。

ちょうど、運動会の練習だったのかな?遠巻きに見ていたんだけど、たぶん小学校4.5年くらいか、
一人だけ私服で練習をしていた。それまでは、まだ、体操服忘れかな?と思う程度だけど、
その私服の男子児童が校庭の隅で先生と話をしていた。

何かぐずついているような感じがした。しばらく先生と話をしていると、その先生に対して
砂をぶつけてどこかに行ってしまった。

『学級崩壊』という言葉が頭をよぎった。

僕らの頃だったら、絶対に小学生だったら尚更、先生の指示に従っていたし、きつく言われていたら
泣いてしまっていただろう。
中学に入って『ヤンキー』になった奴も、小学校までは従順で先生に逆らうなんてもってのほか。

学校教育の一端を見た気がした。たぶん、将来の「ヤンキー様」になるだろう。


あと、今日の夜に『火垂の墓』を毎年ながら放送していたけど、やっぱ、見れないね。
つらくって。
今の世が毎日事件があってもあの戦時中に比べたら「天国」のような気がした。

生と死との背中合わせのあの時代。幼くしてそれを感じてしまわなくてはならないあの時代がとても
つらい世の中に見えてくる。

数日前、高3が自殺したというニュースが飛び込んできたけど、あれなんか、いじめの常軌を逸脱しているんじゃないか。
「常軌」と言ってもいじめを擁護するわけじゃない。
毎日、生死が隣あわせだったら、そんないじめる余裕もないと思う。
また、今回のいじめ自殺した生徒なんかも、戦争の被害者のような気がする。
死にたくないけど、死ななくてはならない。。。そう、思いを掻き立てるのは一体なんなのだ。

死にたくない人間を『殺さなくてはならない』そんな時代はいつの世の人にもそんな脳裏にはないはずだ。