心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

四国旅行3

koronning2014-10-03

9月23日はチェックアウト後、八千代のフロントに一言断り、車をそのまま置かせてもらい、もう一度金比羅山へ向かった。

母は、『せっかく来たのだから』と、登り始めました。登り始めた途中で、母の携帯に同窓会の出席者から、『大丈夫?』という電話が来たので『ちょっと電話してから行く』と言い残し、脇で電話をし始めました。僕はそこで母がギブアップするものだとすっかり思っていました。。。
僕は、ゆっくりと寄り道をしながら上に向かっていくはずでしたが・・・
そこには「うさぎとかめの法則」がありました。
母はコツコツといつの間にか僕よりも上に行っていました。『今、旭社にいる』と。僕はまだ、階段途中の社や農村風景を見ていましたから。

すごいです。母様。ゆっくりと一段一段、旅館で借りた杖と家から持ってきた杖を巧みに使い、昇っていました。
母と出会ったのが後10段足らずで本殿の所の階段でした。

きっと、祖父母が力をくれたのだと思います。祖父母も元気な時に、老人会か何かの集いかで登ったことがあるそうです。

さらに、600段くらい進むと奥社(本当の頂上)がありますが、僕も母も『もう、いい。降りよう』となり、そのまま、母は1段1段ゆっくりと足元を気にしながら下り始めました。

八千代のフロントに杖を返し、駐車場のお礼をいいました。チェックアウトが11時なので、30分の延滞の駐車料金が取られるかと思いましたが、『ありがとうございました』の一言で助かりました。

その後、車を走らせ、琴弾公園にある寛永通宝に向かいました。
ここは、母が小学校の遠足で来たところということです。もう50年位前のことなんですね。

あの頃、オテンバだった母も骨折の影響で杖を含み3本足になってしまいました。

雄々しく松の木がそびえたっていました。

その松の木も母の小学生時代を見ていたのかもしれません。

この日に泊まるのは道後温泉なので、そちらに向かいました。国道11号をひた走り、海が右側に大きく見えました。素晴らしかったです。
本来は国道11号線を松山方面に向かい、ずっと走る予定だったのですが、時間が押し迫っていたので、
高速に切替ました。
三島川之江から川内まで1650円▲490円=1160円
川内で降り、また、国道11号線を走りました。久米窪田交差点を右に県道40号へ。途中久米八幡神社前を直進してしまい、すぐ近くにある、ドラッグストアの駐車場でUターンしました。本日泊まるところは、道後プリンスホテルです。目の前を通り過ぎてしまったようで、道後温泉本館の前を通り過ぎてしまいました。その近くに「茶玻瑠」という旅館がありました。ここも泊まるはずでしたが、直前になり、プリンスホテルに切り替えました。ちなみに松山全日空ホテルに初めに予約を入れていたのですが、道後プリンスホテルに泊まることになり、キャンセルした経緯があります。

話は戻って、プリンスを通り過ぎた後、自分が家で用意したgoogleの地図(プリントアウトしたもの)を路肩に止め、場所をチェックしました。

どうやら、500メートルくらい行き過ぎたようでした。16:40に無事ホテルに到着しました。

疲れもあったので道後温泉をこの日は回ることができませんでしたが、ホテルが特に豪華でした。

今まで高級ホテルに泊まったことがないので、車の移動はスタッフがするとのことでしたが、気分が乗らずに自分でしまいました。そこまで、スタッフが小走りで誘導してくれました。

仲居さんが荷物を部屋までもってくれました。1階から2階に上がるのはエスカレーターです。デパートのような感覚です。
フロントの脇には足湯がありました。タオルは新品のものが備わっていました。無料温泉卵を作りました。熱くて少しサイドをぶつけてしまい、一つだけヒビが入ってしまいました。2階には休憩室みたいなものがあり、コーヒーやメロン・いちごのカキ氷やタルトなど、自由に食べられました。また、誰も見ていない様な3Dの映画を上映していました。横に喫煙所があります。22時までしか使えないのが残念です。

風呂は露天風呂が0時まで。室内が翌1時まででした。

夕食は懐石料理です。それも個室です。今まで食べたことがない鮑(アワビ)や伊勢えびが出てきました。アワビはコリコリ感があり、伊勢海老は、白身たっぷりの食事でした。おいしく大変気持ちよく食事をすることができました。

ちょっと、「千と千尋」にある「油屋」の宿泊客のような気持でした。(実際、油屋のモデルは道後温泉本館を参考にしたそうです)

おじいちゃん、おばあちゃんも僕の車に乗って一緒に湯に浸かれることができたかな?

ちなみに朝食は2階の「桜」という館内レストランでバイキングでした。