オーラの泉 中島啓江「ありがとう」
今日の『オーラの泉』は、感動したし、心の勉強になった。「ありがとう」
中島さんの幼いときの話。小学校の頃、いじめられていた中島さんは、ある日、転校することになって、中島さんの母が、「みんなに、『ありがとう』って言ってコレ渡すのよ」と言ったらしい。コレ、というのは、貧しかった中島家が中島さんのクラスメート一人ひとりに、鉛筆や消しゴムなどを配るようにとのことだ。中島さんは、「家が貧しいのに・・・なんで、私をいじめた子達までにあげないといけないんだろう・・・」と思った。でも、母が一言「鉛筆や消しゴムを『「ありがとう」って言って渡すのよ。必ず、いいことあるから』と言った。あまり、納得のいかなかった中島さんだったけど、いざ、「ありがとう」って言って一人ひとりに渡していくと、「もっと遊びたっかたよ」「転校するなんて寂しい」などの言葉がクラスメートからこぼれたそうだ。そして、とうとう、いじめっ子にプレゼントを渡すときが来た。そのいじめっ子は、目に涙をためながら、「ごめんね・・・」って言ったという。
僕も母から(現在、ピンピンして生きている)同じ事を言われた記憶がる。でも、すぐに忘れてしまう。もし、今でも僕の心のどこかにこの言葉が生きていれば、過ちを繰り返さなかったかもしれない。僕は、頭に来ると、我を忘れてしまうことがある。この「ありがとう」の言葉を思い出していれば・・・と思うと悔やみきれない。
上司に頭にきて喧嘩したこと。友達と喧嘩したこと。でも、それらは、僕自身を育てるため、または、人生においての修行なのかもしれなかったのに・・・。本当だったら、「ありがとう」って言うべきだった。
モノは、解釈の仕方でずっとかいろんな角度で見ることができる。楽しいと思えば、楽しくなるし、つまらないと思えば、つまらなくなる。
この「ありがとう」だって、同じことだ。
さらに、再認識させてくれたことに「ありがとう」
普段はあまりこの番組を見ないのに、それに気づかせてくれた人生に「ありがとう」
僕も、「ありがとう」っていう言葉好きになりました。本当に気持ちがいいね。ありがとうって、絶対に怒っては言えないもん。笑顔で「ありがとう」って言うしかないもんね。
たまに、我を忘れたら、このページに来よう。自分のページだけど。本当に、残したいね。ここのページだけは。
それでは、今日一日に「ありがとう」。