心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

hinokio

映画公開されてから、幾年経っているけど今更ながら「ヒノキオ」を観ました。
おもわず、泣けてしまった。

僕自身、テレビで泣いたのって、いまだに記憶にあるけど、
教師びんびん物語」。あの公立編。当時小学校6年生の僕は、ドラマなんかにまったく興味がなかった。
たまたま、母が風呂に入っていて、僕一人だけリビングでテレビを見ていた。誰もいなかったんで集中して
テレビを見てしまったんだけど、これがまた、僕にとって斬新的であって、まだ見たこともない世界を見た様な気がした。
また、あと数ヶ月で小学校卒業という立場だったから、尚更、感情移入してしまったんだろう。

あのころの6年2組の教室(僕のクラス)もあのトシちゃんのようなクラスのように、「涙」で卒業できるのか?
なんて思っていたりした。
実際、卒業式のクライマックス。退場の時、担任が泣きながら僕たちの前に立った。
僕は思わず、もらい泣きしそうだった。いや、ひそかに「泣いていた」。
隣に立っていた奴が、「泣いている!」とか言ったけど、僕は「泣いていない」と否定した。

かなり純粋だったからね。あのころは。中学、高校、大学(これは、当時の彼女からの『送辞』というものをもらったとき、少し泣けば感動があるかなぁ・・・なんて思っていたら、本当に泣けてしまった。恥です)と心底泣いたことはなかった。
先生に怒られたり、喧嘩に負けたりして泣いたことは多々あったけど。

今でも、「ヒノキオ」や「びんびん」のような創作ストーリーだけど、ピュアで感動できる人生を今もどこかで、期待している僕である。

ヒノキオや金八・びんびん などの友情の塊の世の中だったら、今日のようないじめで命を絶つということがかなりさけられるのではないだろうか。

改めて、今の小学生や中学生、そして、友情に疲れたら「ヒノキオ」を見てほしいと思う。別にプロデューサーではないけど、どこか懐かしく、忘れかけたものを思い出させてくれよう泣きがする。また、いじめでつらいとき、何かヒントを与えてくれるようなそんなストーリーである。

P/S あのジュンという女の子・・・俺「男だと思った」。そして、あのサトルはあの「あいくるしい」に出演していた子だったとは、今日初めて知った。