心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

ふと荒川へ

妙に、金八先生を思い出してしまって、深夜に荒川河川敷に行ってきた。

今年の春に第8シリーズが終了した。でも、今回の金八はどうしても「味がなかった」。
無味無臭とでも言おうか。今回の視聴率も最低だったそうだ。当然といえば当然か。ソーラン節も消えたし。

見方を変えれば、初めて見た人にとっては、面白いと思う。だけど、往年のファン?からしたら、
上記の「無味無臭」。期待を裏切られた感じだった。しばらくは、金八は放送しないだろう。
やるとしたら、今回のスペシャル版と金八定年のストーリーに違いない。

金八先生は老いても、面白い。味がある。だけど、構成が???って感じ。

僕は、第5と第7シリーズがとてもよかった。第5シリーズは、主役の風間君がとてもジャニーズとは思えない演技力で、
泣けてきた。特に、あの「アメージング・グレイス」と「三月のうた」が流れた、あのシーン。涙と鼻水が止まらなかった。

第7シリーズは、しゅう君がけなげで、仕方がなかった。演技は初めのほうは???だったけど、だんだんとシーンが増えるにつれ、上手になったと思う。また、このシリーズは「パロディ」が多分に含まれていて、おもしろかった。
濱田君や車掌君といったとても個性的な子で共感をもった。友達になりたいタイプだ。とくに、車掌君は・・・(笑)
あと、ちょんまげの「冨浦君」なんかは、特に注目した。理由は、両親が徳島出身だから。ただそれだけ。
でも、彼があそこまで、人気が出るとは思わなかった。あれから、「花より男子」などに出演したりして。
本当に、弟にしたい感じだ。とても素直そうだし。都会の色に染まってほしくないね。まるで、木綿のハンカチーフのようだ。

さてさて、話はそれたけど、MDウォークマンで、荒川を散歩していたのは僕です。っていうか、チャリ2台しか通らなかったけど。あの「しゅうの木」が伐採されていて夜だとどこがその目的の「木」があったのかが、わからない。

第7シリーズが終わって直後に、いろいろと公共物にいたずらされていたけど、今ではすっかりきれいだ。
あの落書きしたファンの子も、もう、「金八ファン」じゃなくなったのかな?

今第8シリーズは、往年の荒川でのシーンが従来よりも数少なかった。ロケ地も変わったし当然か。でも、音楽を聴きながら
「you raise me up」とかを聴きながら歩いていると、かつての第五・第七の生徒さんの幻があった。金八先生の幻もあった。

僕だけにしか見えない、あの生徒と教師が。いつ行っても、自らが「夢」を壊さない限り、金八先生もその他生徒も必ずいる。

つらく、悲しくなったら、荒川に行って、金八先生に人生相談したい。また行くよ(幾夜)。