心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

ブレーキの小話(実話)

1997年。21歳。僕はダイハツ・リーザターボという軽自動車を買った。生まれて初めての自分の車。5速で、550であったけど、とても機敏に走ってくれた。

今の僕は、あのときに比べて、車の構造も比べ物にならないくらい知っているし、整備士の資格は無いけれど、ある程度のことは知っている。そんな、まったく車のことも知らなかった頃の初期の話。

中古で買ったリーザターボの調子が勝手から半年くらいたってブレーキの調子がおかしい。そこで、販売店に見てもらったときの話。

車好きな人と話すときにいつもコネタになるんだけど、嘘のような本当の話。

僕「あの〜ブレーキがおかしいんですよ」
売店(以下 販)「どんな感じなんですか?」
僕「ブレーキがエーンエーンて泣くんですよ」(本当にそう聞こえたから)
販「・・・・」(販売店の人がタイヤ周辺に耳を傾けたり、乗ったりしている)
僕「どうですか?」
販「キーキーとは少し言っている気がしますが」
僕「エーンエーンって泣いているでしょ?
販「そうは言っていないですけどねぇ」
僕「しっかりと泣いているじゃないですか?」
販「申し訳ありませんが、うちではわからないので、他の病院で見てもらってください」

とやんわりと断られた。

初め僕は、故障修理(たしか1年くらいは無料だった気がする)が面倒なのでそういったのだろうと勝手に解釈していた。
でも、後によくよく考えてみたら、「病院」とはないだろう?

ということは、車ではなく、「僕自身」が病院に行けっとでもいうのだろうか?

そう解釈するしかない。でも、確かにそう聞こえた。オノパトペってとても難しいと感じた。

その後、僕は学校を卒業して、その車を購入した県から引越し、是といったトラブルも無く2000年8月に廃車にしたけど、
今でも腑に落ちない。

話は前後するけど、ブレーキの件はいつのまにか、解消していたし、その販売店は、今はすでに無く、建物自体も取り壊されたみたいで、新しい会社が設立されていた。(2008年確認)

余談だけど、1998年に外耳炎という病気になった。この車の件とは関連がつくかどうかはわからないけど、
笑い話ではなく、笑い話なそんなことが今から12年前にありました。

ちなみに場所は、埼玉県川口市の中古販売店でした。