心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

『豚がいた教室』

『Pちゃんと32人の子供たち』というタイトルで、16年前に放送された。フィクションでもなく、実際の話。

なんで、いまさらって?それは、you tubeで知ったから。

実は、僕もあの当時、確かTBSだったか、録画している。今、ビデオテープで保存している。

当時、僕は高校2年生。あの時の小学生は28歳。どんな大人になっているのだろう。

消極的に考えれば、命の大切さよりも食の再認識に終わってしまうかもしれない。だけど、普段、自分たちが何気なく口にしている食べ物の再認識と同時に、担任教師の「命の大切さ」も、十分、子供たちに伝え切れたのではないかとおもう。

僕自身、なぜビデオに録画していたかというと、とっても斬新な授業だったから。あれをみて、命の大切さを伝えるのには、小学校の教師がいいなぁ・・・っておもっていたから。

思春期もさしかかり、とっても気持ちが不安定になる時期。

僕も一視聴者としてみていたけど、僕には無力な授業だった。進歩がなかった。だけど、僕とは違い、当事者としての児童たちは
きっと、平気で人を殺めたり、苦しめたりしないとおもう。(とはいっても僕は殺したことはないが)

当時の映像を見ても、下手な学園モノのドラマよりもずっとかいい。涙、笑いと演技では造れないものだから。

また、豚のPちゃんを中心にここまで、クラスが一致団結するのもとても珍しい。

なぜ、今、学級崩壊があったりするのかを再考するにはピッタリのドラマだとおもう。

今一度、過去を振り返ってもいいのだろう。僕自身も素直な頃の「僕」に戻れるように・・・。