心だけGAKIのまま

2004年からはてなダイアリーにお世話になっております。元は「永遠の少年から大人への階段」というタイトルで気ままに書いてきましたが、2019年春のはてなダイアリー終了に伴い、「はてなブログ」に移行しました。2018.11.15に移行完了。

ノスタルジア ?

この頃は、僕は自転車少年だった。当時学校から帰ってきても、カブトムシがいる・ザリガニがいる・カマキリがいるなど、1.2時間の場所ならどこでも漕いで行っていた。

その自転車少年だった僕が、今日、またしても22年ぶりに、「ザリガニ」が採れた場所に行ってきた。

一番よく行ったのが小学校6年の時かな。

ザリガニといってもここにはアメリカザリガニの他に「ニホンザリガニ」がいた。

学説では北関東とか言っているけど、22年前には確かにいた。

かといっても証拠はない。小学生がデジカメも携帯も持たないような時代。

このニホンザリガニはレッドに指定されているから、なおさら、秘密にしたいものである。

そのニホンザリガニとはウィッキから拝借した ニホンザリガニの写真

まさしく、これ。

灰色っぽく、そして動きが緩慢。すぐ弱って死んでいた。

あの頃、水槽で5匹位は飼っていた。アメリカザリガニと供に。

あの頃はそこの池(沼)に行く時には竹やぶや雑木林に「道」があったけど、今は人が立ち入っていないからか、まったく道がない。そこでジグザグでその現場に向かうことにした。

そこは今は近くに道路が開発されて、その土砂などで埋まってしまい、湧水が途中から土嚢やコンクリートで整備されてしまっていた。

あの頃はもっと、大きな沼だったような気がするけど、今見ると、畳4畳位の広さだった。

でも覚えている。桜の木の根元が掘れていて、そこに多くのニホンザリガニがいた。

そして細い木がその右隣にあったなぁ・・・って。

ここのザリガニを取るには「釣る」のではなく、中に入ること。靴下を脱いで、かなり短い半ズボンだったから、股下近くまで水がくるほどの深さだった。

ちょっと思い出したけど、ここでザリガニを取っているときにトイレに行きたくなり、トイレに行こうとしたけど、前になかなか進まなくておもらしを通算この場所で2回もしたことがある。夜尿症も治った頃ではあったけど、6年生で見つかるとヒヤヒヤもんである。

さて、話は逸れたが、今ではこんなになってしまったけど、22年前は沼であり、水深よりも沼の深さがあった。今でも少し、湿地になっているけど、面影はもうない。

(これでも当時は沼だった)

でも、上流からの湧水は未だにあったが、かなり埋め立てられていて、たぶんもうニホンザリガニは生息していないと勝手に推測する。色々と石などをひっくり返しても何もいなかった。

クロメダカやザリガニやヤゴがいたのも過去の記憶である。

最後に珍しいのか、ミステリーゾーンなのかはわからないけど、その沼に注ぐ湧水の入り口には木の根元から注がれている。

とっても不思議な場所である。

こんな場所を勝手にエゴだけでつぶしてはならないと思う。